みなさまこんにちは藍です!
ニュースでよく耳にする日経平均株価。
ついに日経平均株価がついに30000円突破!!
といったニュースを聞いたとき、日経平均株価ってよく聞くけど実際のところどういう仕組みなんだろう。そう思った方も少なくないと思います。
ニュースでよく聞くこの日経平均株価。
一緒に勉強していきましょう!!
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日経平均株価ってなに?
日経平均株価とは日本経済新聞が発表する225社に基づいて算出される株価指数のこと。
日本経済新聞社が東証1部上場企業のうち、市場流動性(売買の活発さや安定度)の高い企業225社を選定し発表します。
東京証券取引所で株式が取引されている時間帯に5秒間隔で算出、配信されます。
この225社は年に1回10月に入れ替えがあり、
試算を開始した1950年から現在まで残っている企業は約3割ほど。
この225社に選出されることがとてもすごいことなんですね。
単純な平均でいくため株価の高い企業の影響を受けやすいのが特徴です。
225社の中でも株価の差が激しいんだ!
ウェート上位5社
- ファーストリテイリング…10、46%
- 東京エレクトロン …6、01%
- ソフトバンクグループ …5、83%
- ファナック …3、35%
- KDDI …2、60%
上位5社のみで全体の28、25%。
約3割を占めてしまっています。
極論にはなってしまいますが、日本経済が下降気味になってもこの5社の株価が上昇していたら、
日経平均株価は上昇する可能性があります。
ですが、日本のトップ225社の平均点のようなイメージなので日本の株式市場の大まかの値動きを掴むことができます。
日経平均株価の計算方法
日経平均株価の計算方法
日経225=225銘柄の株価の合計÷除数
単純に225で割るわけではなく、除数というものを用います。
除数とは、銘柄の入れ替えなどを考慮した調整で除数を決めています。
2021年7月16日現在の除数は、27,769となっています。
現在の日経平均、除数が知りたい方はこちらの日経平均プロフィルで確認できます。
日経平均株価の長所
日経平均株価の1番の長所は1目で今の日本経済の推移が把握できる点です。
1日の終わりごろに、今日の日経平均株価はいくらでした。
のような言葉を耳にするのはこのためだったんですね。
ちなみにバブル期1989年の38,915円を記録してから、現在まで最高値を更新できていません。
もう一度あの頃の数字が見てみたいものですね笑
日経平均株価の短所
日経平均株価の短所は大型株(値がさ株)の影響を受けやすいこと。
トップのファーストリテイリングだけで約10%
トップ5の企業だけで約30%と、特定の企業の影響を大きく受けてしまいます。
時価総額トップのトヨタ自動車の影響力が
2%以下にとどまることを考えるとなんだかおかしな話ですね笑
また不況時には金融緩和が行われがちであるため、平均は上がりやすくなります。
2020年にはコロナの影響で不況になったにもかかわらず、
日経平均は伸び続け、実体経済との乖離が鮮明となりました。
日経平均だけを見て日本経済は復活した!
とコメントしている人がいたね!
まとめ
いかがだったでしょうか。
今まで聞き流していた「日経平均」「日経225」などの言葉。
次に耳にしたときはより感心を持ってニュースに触れられるんじゃないでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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