こんにちは!藍です!
株式会社は誰のもの?といった議論はよく聞きますよね。
僕は学校の討論会でこの質問を扱ったことを覚えています。
企業に勤めている方、これから社会人になる方、自分で会社を経営している方、投資をしている方、これからしようと思っている方。
全員に関係のある疑問です。
ぜひ解決していってください!
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株式会社は誰のもの?
たくさんある会社は誰のものなのか。
社長?株主?
イメージとしては社長が会社の方針を決めていて、たくさんいる社員に指示を出している。
でもその社長を決めているのは株主。
ということは会社のトップは株主になりそう…
結論から言います。
「株式会社は株主のもの」です。
ではなぜ会社は社長のものだという疑問が生まれるのか。
それは、中小企業では社長=100%株主であることが多いから。
いわゆるオーナー社長です。
世間のイメージでは社長がいい車に乗っていたり、ブランドものを身につけていたり、高級飲み屋に通っていたりとお金を持っているイメージがありますよね。
ですが株式会社において社長はあくまで「雇われ」なのです。
多くの場合、会社を設立・経営していくためにまとまった資金が必要になります。
この会社を設立するときのお金を「資本金」と言います。
この資本金を出してくれるのが「株主」です。
ではなぜ株主はお金を出すのか。
それはお金を出してあげるから、このお金を使って利益を出して、その利益を僕たちに還元してね。という意図があります。
株主がお金を出す。
↓
社長が代わりに経営し、会社に利益が出る
↓
出た利益から株主にお礼の金額を支払う
といった流れになります。
この利益を得るために株主は当然優秀な人材に経営を任せたいと思います。
株主総会で取締役を選任し、その代表者が代表取締役・代表取締役社長となり、株主の代わりに経営をしていくことになります。
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株主になるメリット
会社に出資する代わりに株式を受け取った人のことを株主と言います。
株主になることのメリットにはどんなものがあるのでしょうか。
- 配当金・株主優待がもらえる。
- 値上がり利益を得ることができる。
- 会社の経営に参加できる。
- 不労所得を得ることができる。
配当金・株主優待がもらえる
定期的に会社の売り上げ、利益に応じて配当金・優待券を受け取ることができます。
優待券は出資している会社の自社製品や自社サービスなどを受けることができます。
(配当による利益のことをインカムゲインと言います。)
株主優待を設けることにより、自社の株主になるメリットを提示し、長期的に出資してもらうことを目的としています。
ただし、決済期末日などの権利確定日などに一定以上の株数を保持していることが条件となります。
長期的に出資してもらいたい会社と、
商品・サービスなどのメリットを受けとりたい出資者が
ウィンウィンの関係になっているんだね!
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値上がり利益を得ることができる。
株価の売買差益のことを指します。
株価が購入時よりも値上がりしていれば売買差益を得ることができます。
例えば、1株100円の会社の株を100株(10,000円分)購入したとします。
その後この会社が成長し、1株150円(15,000円分)となりました。
この時、株主はこの株を売ると、5,000円の売買差益を得ることができます。
この売買差益を得ることをキャピタルゲインと言います。
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会社の経営に参加することができる。
株主は会社の経営に参加することができます。
この権利のことを「共益権」と言います。
株主総会時に1株1票の投票権を持つ「議決権」や、
経営方針に意見することのできる「株主提案権」を保有しています。
確かに議決権は保有し、株主総会に参加する権利はありますが、
私たち個人投資家ではその影響力は低く、このメリットを感じる機会は少ないかもしれません。
不労所得を得ることができる
株主になれば、自分のお金を働かせることができます。
自分は本業で日中にお金を稼ぎ、お金がその間も寝ている間も利益を生み出してくれます。
もちろん株式を購入するので、100%利益が出る保証はありませんが、
知識でそのリスクを最大限低くし、サイコロの目をイジり成功という目を大きくして振ることはできます。
僕を含め多くの方がおすすめしている投資は長期のインデックス投資。
インデックス投資がわからないという方はこちらの記事も参考にしてみてください。
株主になるデメリット
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ここまで株主になって得ることのできるメリットを解説してきました。
次にデメリットも見ていきましょう。
- キャピタルロス
- 不祥事・事件などによる株価急下落
- 倒産によるリスク
キャピタルロス
上記で説明したキャピタルゲインの対義語です。
株価が購入時よりも低くなってしまい、元本割れを起こしてしまいます。
1株100円の株を100株(10,000円分)購入。
その後この会社が経営不振に陥り、株価が1株50円(5000円分)に。
この時株主は5,000円のキャピタルロスとなった。と言います。
不祥事・事件などによる株価急下落
ニュースなどで◯◯会社が不祥事・事件などと目にすることがありますが、
このニュースの裏ではこの会社の株価が急下落していることがあります。
こうなると通常時よりも多大なキャピタルロスが発生し、株主は大きな損失を被ることになります。
この時保有している株が多ければ多いほど損失は大きくなります。
倒産によるリスク
株価を保有している会社が倒産してしまうと、持っている株券は紙切れ同然となってしまいます。
この時株主は購入した金額以上の損失が出てしまうことはありませんが、投資したお金が0になるということなので、多大な損失を被ることになります。
倒産時の会社の資産額と、保有している株の量によって多少返還はされますが、投資家にとっては1番避けたいリスクになります。
どうやって株主になるの?
多少リスクはあるものの、夢の不労所得を得ることができる株主。
どうやってなればいいのか分からないという方も多いと思います。
株式を購入するには「証券口座」を開設する必要があります。
証券口座に口座開設し、そこから会社、ファンドを選び、株を購入していきましょう!
証券口座を開設することが
不労所得を得る第一歩だよ!
いかがだったでしょうか。
株式会社では、みなさんがイメージするお金持ちの社長が「雇われ」だったことは驚きの方もいるんじゃないでしょうか。
企業の利益を何もしていなくても分けてもらえる「株主」
夢の不労所得を得るために僕も株主になり、少しでも生活が楽になるよう進んでいこうと思います!
夢の不労所得を目指して勉強していきましょう!
最後まで読んで頂きありがとうございました!!