みなさんこんにちは藍です。
今回は単利と複利についてそしてそれを用いた投資までを解説していきたいと思います。
いきなりですが、みなさんは投資をしたことはありますか?
ほとんどの人は「したことがない」「興味はあるが怖くてできない」
こういった回答になると思います。
みなさんのそういった「したことがない」「興味はあるが怖くてできない」を
「もっと早く始めればよかった」「将来が楽しみになった」に変えるお手伝いが出来たらと考えています。
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単利って?
さて、いきなりですが利回り7%で5年ものの国債を100万円購入すると5年後にいくらになっているか。
- 1、107万円
- 2、135万円
- 3、約140万円
- 4、運による
パッと答えられる方は金融リテラシー上位30%にいると考えてください。
正解は2番の135万円です。
正解しましたか?
実は国債の配当は単利です。
元本に対してのみ利子がつく。それが5年分すなわち×5で35万円分の利子ということになるんですね。
ちなみに3番の約140万円が複利の場合の回答です。
え?1年で5万円も差がでるの?
複利で貸したい!!と思ったあなた。次の複利の解説を読めばより複利の魅力に気がつくはずですよ笑
複利って?
それでは複利とは何か。
複利は単利とは違い、前年に発生した利子を元本に組み込み、その元本に利子がつくことです。
単利 100×1、07=107
複利 100×1、07=107
となり、1年目までは変わらないですが、2年目に
単利 100×1、07=107+7=114
複利 107×1、07=114、49
となり、少しですがここで差ができます。
2年、3年の短期の運用だとこの程度の差ですが、この計算を10回、20回と行っていくと、
- 単利 10年目…170万円 20年目…240万円
- 複利 10年目…約197万円 20年目…約387万円
と、びっくりするくらいの差が出てきます。
20年で約150万円の差、元本1、5倍分の差とは驚きですよね。
ここで皆さんが思うことはただ一つ。
僕も私も複利でお金を貸したい!複利でお金を運用したい!
あるんです。そんな夢のような場所があるんです。しかもめちゃくちゃ身近にあるんです。
自分たちのお金を複利で借りてくれる、複利で運用させてくれる場所。
その名を銀行と言います。
銀行!?!?
銀行って投資させてもらえるんだ!早速投資してみよう!と思ったそこのあなた。
あなたはもう投資をしています。
そう、預金です。
最初の質問に戻りますが、あなたは投資をしたことがありますか?
の質問に対しての答えは、日本人ならほぼ全員投資をしている
になります。会社からのお給料だって、貯蓄だって皆さん銀行に預けていますよね。
その時点であなたは数ある投資先から銀行を選んで投資をしていることになります。
なぜ増えないの?
それでは我々日本人はほぼ全員投資をしているのに、しかもほぼ全額投資をさせられているのになぜお金が増えないのか。
その答えはただ1つ。預金は増えないタイプの投資になったから。です。
そう、以前までは銀行預金も資産形成に役立つタイプの投資でした。
預金の金利を見ていきましょう。
ゆうちょ銀行の定期預金は1974年に7、500%でした。
上で説明していた金利を超えています。
この時代に100万円を定期預金に入れていたら10年後には約206万円。
なんと2倍以上になっていました。
おばあちゃん世代、お母さん世代が預金を全面的に信用しているのはこのせいなんですね。
ここから金利の下落が始まり、1990年には6、08%。
(この時点でも圧倒的に投資をしたくなる金利です)
その後も下落を続け、1999年に0、01%
そして現在の金利はなんと0,002%!
しかも皆さんが普段利用しているのは定期預金ではなく普通預金ですよね。
2021年現在ゆうちょ銀行普通預金の金利はなんと…0,001%
かつては100万円を10年預けているだけで206万円になっていた投資先が、
現在100万円預けて10年後得られる金利はたったの100円
コツコツ働いてコツコツ入金し、楽しみに楽しみに10年待つ。
その結果得られる利益はたったの100円。
これが現在の預金の実態です。
なぜ僕たちは銀行にお金を貸すという投資を選択してしまっているのか。
預金という投資ではだめだと気づき、債券という預金の金利50倍の投資を選んでもそれは単利だった。
では僕たちはどこに投資をすればいいのか。
その1つに株式があります。
株と聞いて少し不安な気持ちになったあなた。
株はギャンブルではありません。学びによってリスクを下げ、長期的に資産を増やしていくことも可能です。
あのアインシュタインはこう言いました。
「複利は人類史上最大の発明だ」と。
僕と一緒に学んでいきましょう!
ではまた👋